栄養、健康、持続可能な生活の世界的な科学ベースの企業であるロイヤルDSMは、本日、溶融造粒加工や3Dペレット印刷用の高性能材料であるEcoPaXX® AM4001 GF (G)の導入を発表しました。最終用途の部品に使用されるEcoPaXX®材料の3Dプリントに最適化されたこの材料は、性能と持続可能性を実現する目的に適した材料です。
アディティブ・マニュファクチャリングを使用して自動車用工具や構造部品を生産すると、形状や内部構造の変更が容易になり、生産工程のステップが不要になるため、生産時間が短縮されます。同様に、部品の生産や組み立てから車両試験、少量生産に至るまで、製品のライフサイクル全体を通じてコストを削減することができます。金属置換に持続可能なポリマーを使用することで、自動車メーカーは、軽量車の製造による排出ガス規制の緩和と製造時のカーボンフットプリントの削減という2つの持続可能性の目標を同時に達成することができます。
ポリアミドPA410であるEcoPaXX® AM4001 GF (G)は、自動車の工具や構造部品をペレット印刷や溶融造粒加工(FGF)で付加的に製造するために必要とされるすべての機能を兼ね備えており、強度と剛性の高い工業部品を迅速かつ経済的に印刷する技術です。この材料は、ISO 16620-1 2015(E)に基づく42%のバイオベース含有率と同様に、低吸湿性、優れた耐薬品性、良好な表面特性を有する優れた熱的・機械的特性を有しています。EcoPaXX®におけるDSM独自のPA410技術は、持続可能で、印刷や後処理が容易なバイオベースの材料でありながら、従来のPA6/66よりも低い吸湿性を保証します。
DSMの添加剤製造部門のイノベーション・ディレクター、ジェフ・ガードナー氏。"EcoPaXX® AM4001 GF (G)は、産業用アプリケーションの従来の製造に使用されている業界をリードするエンジニアリング材料であるDSMの確立されたバイオベースのエンジニアリング材料EcoPaXX®をベースにした最初の3Dプリント材料です。DSM独自の技術とヒマシ科植物由来の自然のビルディングブロックの力を組み合わせたこの材料は、機械的性能と広い温度範囲を兼ね備えた自動車構造部品のペレット印刷に最適です。"
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