サントリー「天然水の森 きょうと西山」協定締結

― 森林整備活動を推進、全国15ヶ所に拡大 ―

サントリーホールディングス(株)は、サントリー京都ビール工場(工場長:猪澤 伊知郎、京都府長岡京市)の水源涵養エリアにあたる森林の整備活動を推進するため、3月19日(月)長岡京市森林組合と協定を締結しました。

当社は2005年に京都府および長岡京市、森林所有者、地域住民、学識経験者、ボランティアの皆様とともに「西山森林整備推進協議会」の設立に参加し、長岡京市西部に位置する丘陵地・西山(約800ha)の水資源保全および森林整備活動を推進してきました。

今回は、水源涵養活動をさらに強化するため、同エリアのうち、約60haをサントリー「天然水の森 きょうと西山」として整備活動を開始するものです。水源涵養機能の向上を目指し、京都大学の徳地直子准教授(西山森林整備推進協議会会長)らから助言を仰ぐとともに、航空機レーザーによる植生解析データを活用するなど、科学的知見に基づいた活動を推進していきます。

なお、今回のサントリー「天然水の森 きょうと西山」で、全国12都府県15ヶ所目の活動となります。これにより、サントリー「天然水の森」の総面積は約7,554haとなりました。

<サントリーの水源涵養活動について>

当社は「水と生きる SUNTORY」をコーポレートメッセージに掲げ、水および水を育む自然環境との共生を目指した企業活動を推進しています。サントリー「天然水の森」は、地域や学識経験者と連携しながら、水源涵養林として高い機能を持つ森に育てるとともに、生物多様性を保全し、人々が自然と接することのできる森づくりを行う活動です。主に工場の水源涵養エリアで実施しており、昨年7月には当社が掲げる水源涵養面積の目標7,000haに到達しました。

今後も科学的な知見を取り入れながら、より質の高い効率的な水源涵養活動を推進していきます。

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