小森コーポレーション、新ラインアップのオートパイルターナー Apressia AT120Hをプライベートショーにて初公開

株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓、以下KOMORI)は、これまで断裁機、打ち抜き機、ブランキングシステムといった後加工製品を提供してきたApressia(アプリシア)ブランドに、新たに自動紙揃え反転を行うハイエンドクラス オートパイルターナー アプリシア ATをラインアップしました。2月6日、7日につくばプラントで国内外のお客様を招待して開催するプライベートショーにて、販売開始いたます。なお、同イベントでは、最大紙積み高さ(パレット含む)2,000mmのアプリシア AT120 Hに、パレットおよび用紙のセンタリングを可能にするパレットクランプ機能*を搭載したモデルの実演を行います。

*オプション

アプリシア ATは、パイルの反転・パレットの入れ替えなどパレットに積載された大量の用紙を取り回したり、次工程での処理に向けた紙揃えやエアレーションといった多様な場面で使用されるハイエンドクラスのオートパイルターナーです。用紙種類などの条件登録のほか、これらの基本動作を事前に記憶させることができ、タッチパネルから操作可能なため高度な自動化が図れます。

■PESP事業推進部 部長 藤巻のコメント
「このたび、印刷ビジネスの中で現在も成長を続けているパッケージ印刷工程に不可欠なオートパイルターナーをアプリシアシリーズに追加、KOMORIの後加工製品のラインアップを強化いたしました。アプリシア ATでは、高度な自動化と万全の安全対策を特長としているため、重労働が伴うパレット交換や積み替えを、誰でも簡単に行うことができます。労働力の確保が難しいパッケージ印刷の生産現場で間違いなく役に立つ、強力な製品です。」

アプリシア ATは、実績のあるアプリシアCTX(プログラム油圧クランプ大型断裁システム)と同じ、Heinrich Baumann Grafisches Centrum GmbH & Co.KG(フランクフルト市、CEO クリスチャン・バウマン)のOEM製品です。ヨーロッパの安全対策基準に適合した安全装置を採用しているため、自動運転の際も安心して使用いただけます。
また、自動運転と手動運転の切り替えが簡単にでき、ベテランオペレーターの技術を生かした微細な紙揃えにも対応します。

KOMORIのアプリシアATシリーズは、日本国内での発売に続き、今後、欧州、米国など販売エリアを拡大する予定です。

<特長>

・最大14種のプログラム(反転、エアレーション、紙揃えなど)、およびジョブデータをシステムに登録可能なため、高度な自動化に対応
・万全な安全対策
・手動運転、自動運転の切替え運用が可能
・タッチパネルによる簡単操作
www.komori.com