代表的な板紙ブランド「インカダ」を生産しているイギリス・ワーキングトンのイグジェスン板紙工場が、国際的な評価会社であるエコヴァディス社からプラチナレベルの評価を受けました。エコヴァディスは企業の持続可能性の達成度を評価しており、これまでに160カ国、200以上のセクターで65,000件以上の評価を実施してきました。
2020年、エコヴァディスはメダルの基準値を改定し、エコヴァディスのネットワークの中で最も高得点を獲得した企業を表彰するために特別にデザインされた新しいメダル、「エコヴァディス・プラチナ・メダル」を導入しました。このプラチナレベルには、英国のWorkington Millが到達しており、全評価企業の上位1%が含まれています。今年の夏には、スウェーデンのイゲスンにあるイゲスンのもう1つの工場がプラチナレベルを獲得しました。
"私たちにとってこれは、両工場とも持続可能性への取り組みがしっかりとした体制で行われていることを証明する名誉あるものです。さらに重要なのは、お客様にとっての意味です。優れた製品の品質はもちろんのこと、製品の品質に見合った持続可能性対策が施されているという事実に信頼を寄せることができます」とイゲスン板紙工場のサステナビリティ部長、ヨハン・グラノーズ氏は言います。
ワーキングトン工場では、90%以上がバイオエネルギーで稼働しています。板紙生産にグリーンエネルギーを供給するだけでなく、グリーン電力をナショナルグリッドに供給しています。しかし、最新の設備を導入しても、工場はさらに高い目標を掲げています。
"どんなに近代的な機械があっても、最終的な決定は常に人が行います。私たちは、オペレーターのために、環境に配慮した目標を導入し始めました。例えば、私たちはここ数年で1トン当たりの蒸気と電気の消費量を10%削減することができました」と、Workington工場の環境エンジニア、Lorna Casson氏は言います。
"気候変動との戦いに意欲的に取り組んだ両工場の革新的な行動に感銘を受け、誇りに思っています」とヨハン・グラナス氏は締めくくります。
Iggesund Paperboard社はスウェーデンの林業グループHolmen社の傘下にあり、過去10年間に何度か、さまざまな持続可能性指標で世界で最も持続可能な企業100社の1社に選ばれています。ホルメンの全工場がプラチナ賞を受賞しています。
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