中国の印刷会社Shanghai Hengze Printing CompanyがCrystalCleanConnectを導入!

ASA CCC Hengze Pic世界で2台目となるCrystalCleanConnect導入により、生産性、品質、安定性の向上を実現

フレキソ印刷用感光性樹脂版のパイオニアであるAsahi Photoproducts社は、本日、Shanghai Hengze Printing Companyにおいて、旭化成とESKO社が共同で開発を行ったCrystalCleanConnect全自動水現像版製版システムの導入が進行中であると発表しました。Hengze社では、優れた印刷品質と高い生産性から、旭化成のAWP™水現像フレキソ版を以前よりご採用頂いていました。今回新たにCrystalCleanConnectをご導入頂き、Hengze社の生産性、製版効率性、品質の安定性をより一層高めることが出来ます。Hengze社は2001年に、中国の生活製品のラベルを製造するレタープレス印刷工場として創設されました。製品設計から製版、印刷まで一貫したサービスを提供しており、顧客の要望に応じた柔軟な製品提案と優れた品質から市場で高い評価を得ています。

「旭化成の AWP™水現像フレキソ版を導入してから、過去2年間において、際立った印刷品質の改善が見られました。」と語ったのは、Hengze社創立者のLi Xiaocheng氏です。「CrystalCleanConnectが当社のオペレーションにもたらす付加価値を考えると、装置の導入を待ちきれません。革新的な全自動水現像版製版システムを弊社に導入することが出来て、大変光栄に思います。」

CrystalCleanConnectは、旭化成、ESKO社、Kongsberg社の3社で共同開発が行われました。各社がそれぞれの最新技術を持ち寄り、組み合わせることで、品質、効率、安定性に優れた、従来にない全自動水現像版製版システムが完成しました。CrystalCleanConnectには、従来の製版システムと比較して多くの利点があります。

オペレーターの作業は、樹脂版を描画機にセットし、タッチパネルのボタンを押すだけで、以降の製版工程は完全自動化されています。
オペレーターが関わる作業を従来の製版システム比較で大幅に減らすことで、オペレーターの負荷を軽減することが出来るだけではなく、廃棄物量や作業ミスを減らし、製版効率の向上や版品質の安定化が実現できます。
旭化成、ESKO社、Kongsberg社の優れた技術により、優れた品質の版をより安定的に製版することが出来ます。
AWPTM水現像フレキソ版は、製版工程で溶剤を使用せず、CO2排出量を従来の溶剤版、熱現像版と比較して削減することが出来ます。

Hengze社でご採用頂いているAWPTM – DEW水現像フレキソ版をはじめ、旭化成のCleanPrint技術が採用されたフレキソ樹脂版は、版表面から被印刷体へのインキ転移性に優れています。版表面にインキが残りづらいため、印刷トラブルによる印刷機停止やインキ絡みを予防するための印刷機停止の回数を大幅に削減することができ、印刷機やインキなどはそのままに、版を変更するだけで生産性を大幅に向上させることが出来ます。

旭化成のフレキソ印刷版ソリューションの詳細については、

www.asahi-photoproducts.com