成光堂、生産性とサステナビリティを向上させるため CrystalCleanConnect を導入

世界初の全自動フレキソ製版システムにより、従業員の健康と安全を守り、環境保護と生産性・収益性の向上を実現

フレキソ印刷用フォトポリマープレート開発のパイオニアである旭光電機株式会社は、株式会社正晃堂が世界で3社目となる「CrystalCleanConnect」を導入したことを発表しました。
株式会社精工堂は1959年に設立され、取引先がフレキソ印刷に適したアートワークを作成し、最高の印刷品質を達成するための印刷準備を支援するエキスパートです。
「CrystalCleanConnectを導入する前は、溶剤洗浄プレートを使用していました」と、調達・技術統括責任者の金子修氏は説明します。「サステナビリティを向上させ、カーボンニュートラルという目標に貢献し、作業環境を改善する、より良いソリューションを探していました。CrystalCleanConnectを知り、それらの要件をすべて満たし、さらに多くのことを学ぶことができました。"
金子修氏は、当初の目標に加え、CrystalCleanConnectによって、溶剤洗浄プレートからアサヒのAWP™ CleanPrint水洗浄プレートへの移行を実現し、同時に生産しているプレート全体の品質向上、生産効率の改善、コストと廃棄物の削減を実現したと報告しています。「さらに、「完全自動化システムであるCrystalCleanConnectを導入することで、この業界では熟練労働者が少なく、若い人材が不足しているため、その解決策を見出すことができます」とも述べています。クリスタルクリーンコネクトは、その自動化レベルにより、高品質の製版を維持するための重要なソリューションとなります。これらのことから、フレキソ印刷はパッケージング印刷において、オフセットやグラビアと非常に競争力のある位置にあると言えます。
CrystalCleanConnect は、その名の通り、業界初のクリーンで持続可能なプロセスで、アサヒの AWPT™ CleanPrint 水洗式プレートを使用することにより VOC ベースの洗浄溶剤を使用せず、これまでにないレベルの自動化により、マウント可能なカットプレートが生成されま す。クリーンプリント技術により、多くの場合、OEEが40%も改善されます。また、Crystal Screening技術により、インクの使用量を最大20%削減することができます。クリーンプリント技術のキーポイントは、プレートがインクを放出するように設計されているため、プレートクリーニングのためのプレスストップがほとんどなく、ランニングの最初から最後まで一貫した印刷品質を保つことができることです。デジタルファイルを緊密にネストすることで、Kongsbergテーブルによる正確なプレートカットが可能になり、さらに10%のプレート廃棄物削減を実現しました。このようにカッティングをインラインで行う自動化されたフレキソプレート生産は、この装置が唯一のものです。
CrystalCleanConnectは、ESKO CrystalとAsahi CleanPrintの製品ブランディングに由来し、デザインから印刷までの印刷製版バリューチェーンを一つの統合ワークフローとしてつなぐという理念のもと、イメージング、露光、ウォッシュアウト、乾燥、ポスト露光、プレートカットなど環境と調和したこのレベルの自動化を含む業界初のソリューションで、プロセス中に揮発性有機化合物の溶剤を使用することがないのが特徴です。
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