ミラノの SIMAC TANNING TECH でアグフ ァが特許取得の皮革用インクジェット印刷ソ リューションを紹介します。

ミラノで開催されるSIMAC TANNING TECH見本市(9月20~22日)で、アグファのインクジェット専門家が本革用のユニークな印刷ソリューションAlussaの最新版を紹介します。

人々はこれまで以上に、自分の個性を表現する製品を求めています。Alussaは、ファッション性の高いブランドが、パーソナライズされたレザーへの需要の高まりに応えることを可能にします。Alussaはインクジェットプリンティング技術であるため、いつでも、どんな量でも、どんなデザインでも、どんな色でも作ることができるなど、他の革の加飾方法とは異なる利点があります。
しかし、Alussaは他のインクジェット技術よりも優れています。「EDP賞を受賞したAlussaインクジェットプリンティングソリューションは、革とインクの真の相乗効果を実現します」と、AlussaビジネスセグメントマネージャーのDieter Jancartは言います。「皮革産業との密接な協力により開発されたこのソリューションは、皮革の柔軟性と耐摩擦性を維持したまま、あらゆる色の本革に写真のような美しいプリントを実現します(最大10万回の乾燥屈曲が可能です)。すでに1層以上のコーティング層がある本革にインクを塗布し、さらに1層以上のコーティング層で仕上げるという、当社の特許取得済みプロセスこそが、このような高品質を実現する唯一の方法なのです。"
開発にあたっては、サステナビリティ(持続可能性)も重要な要素でした。Alussaの最新版では、リサイクル可能な粘着フィルムを使用したレザーキャリアシステムと、皮膚感作性物質やCMRカテゴリー1製品を含まない6色+白のUV LEDインクセットを採用し、現在市場にある他のUVインクと比較して安全性の面でクラス最高となっています。
アグファのSIMACブースでは、印刷された皮革や、Alussaの既存ユーザーによるハンドバッグや靴などの完成品アプリケーションを展示し、来場者に十分なインスピレーションを提供します。また、特許取得済みの技術に関する詳細な解説も行われる予定です。アグファの皮革印刷の専門家が、ビジネスニーズやAlussaの利用を開始するためのさまざまなモデルについて説明する予定です。
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