NTTドコモとシステム販売パートナー契約を締結
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、企業がタブレット端末やスマートフォンなどを利用して業務を改善するソリューションの導入をトータルに支援するサービスを6月5日に開始します。
このサービスは、DNPが、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京 社長:加藤薫 資本金:9,496億円 以下:ドコモ)のタブレット端末やスマートフォンの販売、および通信回線の取次業務を行うとともに、業務用アプリなどのサービスを提供する、ワンストップなトータルソリューションです。
【DNPが提供する主なサービス】
当サービスはドコモが取り扱う「携帯電話サービス、衛星電話サービスの各サービスの端末機器およびその周辺機器」を対象として、次の具体的なサービスを提供します。
各種端末の販売、端末の初期設定やアプリのインストールなどを行なうキッティングサービス、各種端末、アプリ、システムなどの保守
各種端末の業務利用導入に関するコンサルティング
各種端末を活用したソリューションやアプリの企画・開発
タブレット端末向けコンテンツ編集・配信サービス「SmartSignage(スマートサイネージ)」の提供
【サービス提供の背景】
近年、スマートフォンやタブレット端末の業務利用が活発化しています。しかし、タブレット端末やスマートフォンのアプリの設定やメンテナンスについては、端末を販売した事業者だけが行うケースが多く、業務利用を進めたい企業の負荷が高まっていました。また、アプリやシステムなどを業務に合わせてカスタマイズしたり、実運用に合わせて新規開発したりする業務を別の企業に発注する必要がありました。今回のサービスによってDNPは、ドコモのタブレット端末やスマートフォンの販売だけでなく、ソリューションの企画・開発、端末のメンテナンスや管理業務などをトータルに行い、企業の業務利用を円滑にサポートします。
【今後の展開】
DNPはタブレット端末やスマートフォン向けにアプリやシステムを多数開発してきたノウハウを活かし、またDNPとドコモの両社が保有する営業力や技術力を活かして、企業の業務効率化や営業支援、販売促進などに効果的な幅広いソリューションをワンストップで提供し、2015年度までに20億円の売上を目指します。