Scodix、PolySense™ 550 リリースで食品包装の強化をこれまで以上に実現

scoix 2894 Cover 760x570Scodixは本日、食品包装業界向けに開発されたデジタルエンハンスメント用の新しいポリマー、PolySense™ 550の発売を発表しました。このポリマーは、Scodix Ultraのポートフォリオ全体と互換性があり、すでにイタリアの折りたたみ式カートンメーカーPackly社で使用されており、大きな効果を上げています。

ScodixのR&D担当副社長であるガイ・アロン氏は、「Scodixの機能強化は、それを使用するブランドに大きなビジュアルインパクトを与えますが、食品包装も例外ではありません。新しい Scodix PolySense 550 ポリマーは、Scodix のポートフォリオの幅を広げると同時に、顧客に競合他社との差別化を図る能力を提供します。食品包装にデジタル機能を付加することで、食品包装の規格に沿った消費者にとって安全な印刷手順を保証することができるという価値は、Scodix Ultraユーザーにとって大きな一歩となります」。
Scodix PolySense 550食品包装のコンプライアンスは、低移行性のための間接接触を指します。Scodixは、包装業界で日常的に使用されているScodix E106印刷機用の低移行性Scodix PolySense™を製造してきた4年間の経験を活かしました。この開発は、スイスのチューリッヒにある世界的に有名なSQTSラボによって検証され、スイス条例に基づいてテストされ、承認されました。
PacklyのCEOであり創設者であるジュゼッペ・プリオリエッロは、「Scodix PolySense 550は、既存のScodixアプリケーションを食品グレードの包装に適用できるように拡張したものです。Packlyは、食品分野だけでなく、他の分野でも100%の安全性を保証することを最優先に考えています。生産者は先手を打って、お客様からのご要望を待つことなく、小ロットの安全な包装を提供しなければならないと強く信じています。これが、この食品適合性ポリマーを使用している理由です。"
Prioriello氏は、「私たちはすでにビジネスの増加を経験しています。ブランドが小ロットでリードタイムの短縮を利用しながら、パッケージをパーソナライズしているからです。セットアップが不要で、無駄がなく、市場投入までの時間も短いため、食品包装のデジタル化は業界の可能性を飛躍的に広げています。
Scodix PolySense™ 550を使用できるScodixアプリケーションには、Scodix Sense™、Scodix Foil™、Scodix VDE™、Scodix Cast&Cure™、Scodix Glitter™などがあります。使用できる基板の種類には、オフセット、HP Indigo ElectroInk、ラミネートなどがあります。
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