Truepress Jet L350UV SAI S」に対応した退色しにくいイエローインクを発売|大日本スクリーン製造株式会社

大日本スクリーン製造株式会社 (株式会社大日本スクリーン製造(本社:京都市上京区)のメディアアンドプレシジョンテクノロジー カンパニー(社長:藤澤 恭平)は、UV インクジェットラベル印刷専用機「Truepress Jet L350UV SAI S」向けに、耐光性を向上させた耐フェードインク※ を開発し ました。2023 年 1 月から順次、全世界で発売する予定です。

概要
近年、ラベル印刷における 1 ジョブあたりの印刷部数は減少傾向にあり、この傾向はさらに強まることが予想され ます。また、電気機器や精密機器などのロット番号を識別するためのラベルは、可変情報を印刷することが多く、デジタル印刷の需要が年々高まっています。
このようなラベルには耐久性が要求され、耐光性もその一つである。ここでいう耐光性とは、太陽光に含まれる紫外線に印刷面がさらされることによるインクの色あせの度合いを指す。自動車やエアコンなど屋外で使用されるラベルだけでなく、屋内で日光にさらされるウィンドウシールや小売店のラベルなどでも、色あせを防ぐことが重要です。
こうした業界の動向に対応し、SCREEN GA では、「Truepress Jet L350UV SAI S」に、耐光性の国際指標であるブルーウールスケール(BWS)の最高ランクであるグレード 8 を達成した、強い退色性を持つ新しいイエローインクを発売しました。これにより、「Truepress Jet L350UV SAI S」のすべてのインキが耐光性グレード 8 を獲得し、これまで以上に幅広い用途でのラベル印刷を可能にし、印刷会社のさらなるビジネス拡大を支援します。
SCREEN GA は、これまで高速・高品質を両立するインクジェット印刷技術の開発に加え、生産ラインの自動化推進やお客さまのニーズに対応するさまざまなソリューションの創出に取り組んできました。これらの組み合わせにより、新たな市場を開拓し、印刷業界全体のさらなる発展に寄与していきます。
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