アグファは、印刷会社のプリプレス作業を合理化・高速化し、全体的なコストを削減するプレートローディングロボットを発表しました。
アグファのロボット式プレートローダは、オートローダーのカセットにプレートをセットしたり、スキッドローダーのベースフレームにパレットを固定したりするような、重労働で反復的な作業からプリプレススタッフを解放します。
"ヒートセット印刷機は通常、サイズの異なる複数の印刷機を持ち、そのため複数のCTPラインを持っています。これに連動して、パレットローダーとオートローダーから構成される、いわゆるCOMBOローディング構成が登場しました。ロボット式プレートローダーはこの2つの構成に取って代わり、フットプリントを最大30%削減し、プリプレス作業をより効率的かつ生産的にします」とAgfaのプレート&CTPシステム製品マネージャー、アイリス・ボグノヴィッチ氏は言います。
第一段階として、AgfaはAvalon VLFプレートセッターを使用している印刷会社にプレートローディングロボットを提供しています。このロボットは印刷会社のニーズに合わせて特注で製作され、版のサイズに関係なく、1時間あたり最大80枚の印刷版のピッキング速度で複数の版生産ラインに同時に給紙することができます。このセットアップは、複数(最大5版)の版サイズを扱う必要がある印刷会社にとって特に便利です。最適な使いやすさを実現するために、プレートローディングロボットはAgfaのワークフローソフトウェアApogeeと完全に統合されています。
スカンジナビアの大手印刷マーケティングソリューションプロバイダーであるStibo Completeは、Agfaのロボット式プレートローダをいち早く採用しています。同社の将来の戦略には、企業の買収だけでなく幅広い投資が含まれており、成功の条件の1つは、より少ないリソースでより多くの出力を処理するための印刷事業の構成です。Agfa社の最新式のプレートローディングロボットへの投資は、この道のりを完璧にサポートしています。
"Stibo Complete社のオペレーション&開発マネージャーであるSvend Erik Grue Nielsen氏は、「成長を続ける前向きな企業の戦略において、自動化は重要です」と言います。"アグファのロボットプレートローダは、生産性を向上させ、コストを削減し、ミスを最小限に抑え、従業員の作業環境を最適化することで、競争力を高めてくれます。当社のプレートローディングロボットは、年間約230トンの重量物の持ち上げ作業を削減します。