リコーとIBM、ハイブリッドクラウドで顧客へのサービス拡大を実現

リコーは、豊富な機能を備えたIBM Power Systemsに加えてIBMサービスを採用し、両社の関係をさらに強化。

リコーUSA, Inc.とIBMは本日、リコーの革新的な情報管理ソリューションをIBMハイブリッドクラウドを介して提供するために、これまでの協業を大幅に拡大することを発表しました。
本契約に基づき、リコーはIBMサービスを活用して、リコーの専門知識とAIを活用したIBM Power Systemsなどの高度な技術を活用してお客様にメリットを提供できるハイブリッドクラウド環境の設計と実装を行います。これにより、業界をリードする専門知識に裏打ちされた単一の強力なクラウド環境で、お客様の生産性向上、プロセスの透明性向上、複雑な業務の簡素化を実現します。また、IBMのハイブリッドクラウド機能を活用することで、リコーはより多くの機能や高度なソリューションをクラウド経由でエンドユーザーに提供することが可能になります。
さらに、リコーは、IBM POWERアプリケーションとVMwareサービスの両方をIBMクラウド上にコロケーションして実行できるようになり、お客様にスケーラブルでコスト効率の高いクラウドインフラを提供することが可能になります。
また、リコーは、IBMクラウドを介して汎用性の高いRed Hat OpenShiftプラットフォームを活用し、自社環境内のすべてのクラウド・プロバイダーにアプリケーションを展開・管理するためのブリッジを提供していきます。これにより、リコーはフルマネージドソリューションを求めるお客様に、より多くの選択肢を提供することが可能になります。
"WatsonのAI統合から日常的なアプリケーションの実行まで、IBMクラウドは世界中の多くの企業に多くの機能を提供しています。IBMクラウドは、ワトソンのAI統合から日常的なアプリケーションの実行まで、世界中の多くの企業の皆様にご利用いただいています。"リコーは、IBMのクラウドとリコーのソリューションを共有環境で活用することで、複雑な業務を簡素化し、生産性の向上と実用的なビジネスインサイトの実現を支援しています。
リコーの革新的な技術は、データへのアクセスをこれまで以上に迅速に、より多くの情報を提供することを可能にします。今回のIBMとの協業拡大により、リコーの情報管理技術、サービス、関連サポートをIBMクラウドを通じてより多くのお客様に提供することが可能となり、企業がデジタルトランスフォーメーションを進める上での選択肢が広がります。
"IBMのエレクトロニクス産業担当グローバル・マネージング・ディレクターであるブルース・アンダーソンは、「リコーは、企業のデジタルトランスフォーメーションの導入、管理、継続的なサポートの方法を深く、幅広いレベルで理解しており、今回の協業は、企業のデジタルトランスフォーメーションを実現するための新たな手段となります。"今回の協業は、そのような経験を活かしながら、IBMクラウドが提供する驚くべき可能性をお客様に提供するための新たな手段となります。
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