ヒラギノフォント4書体を、フォントサービス「Adobe Fonts」に提供開始

株式会社SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、Adobe Inc.(以下、アドビ)との間で、フォントサービスへの提供における業務提携に合意。2023年4月から、アドビが運営するサブスクリプション形式のフォントサービス「Adobe Fonts」(fonts.adobe.com)を通じて、ヒラギノフォント4書体の提供を開始します。

提供する書体は「ヒラギノ角ゴ ProN W3/W6」と「ヒラギノ明朝 ProN W3/W6」になり、広告・動画・Webサイト・書籍など、あらゆるメディアに読みやすく美しい文字をもたらすヒラギノフォントの中でも、最も人気のある書体です。

世界中のデザイナーやクリエーターは、「Adobe Fonts」でヒラギノフォントと優れたフォントメーカーが提供する多彩なフォントとを組み合わせることで、よりクリエーティブなデザインを実現し、多様な表現が可能になります。

当社は今回の提供開始を機に、ヒラギノフォントの国内外への展開を加速させるとともに、高品質な書体作りの実績を生かし、ワールドワイドに拡大し続けるフォントへのニーズに対応していきます。
【提供フォント】

■ ヒラギノ角ゴ ProN W3
■ ヒラギノ角ゴ ProN W6
■ ヒラギノ明朝 ProN W3
■ ヒラギノ明朝 ProN W6

■ 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ 代表取締役 社長執行役員 田中 志佳のコメント
アドビと当社は、長年にわたりグラフィックアーツ領域での重要なビジネスパートナーであり、このたびヒラギノフォントの提供について発表できることを大変うれしく思います。「Adobe Fonts」にヒラギノフォントを提供することで、多くのデザイナーやクリエーターに利用される機会が増え、より多様なデザイン表現が可能になると考えています。
当社は今後も高品質なフォントを提供し続け、クリエーティブ業界の発展に貢献するとともに、アドビとの協力関係を深め、より良いサービスを提供していきます。

■ アドビ株式会社 山本 太郎氏のコメント
ヒラギノフォントは広い用途で利用されてきました。専門家は印刷用途に、オフィスでは文書作成に、またコンピューターのOSや携帯デバイスにも採用されています。どの書体もすっきりとした現代的な表情を持ち、その個性は伝統的な書体デザインの堅実な技術に裏付けられています。明るさと優美さを兼ね備え、均整の取れた使いやすいファミリーです。今回「Adobe Fonts」では、「ヒラギノ角ゴ」のW3とW6、「ヒラギノ明朝」のW3とW6が利用可能となります。異なるOS環境の間での文書交換にも大いに役立つことが期待されます。

*ヒラギノは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標です。
www.screen.co.jp