UCカードとMasterCard、デジタル・ウォレット・サービス「MasterPass」の決済機能を日本で初めて提供開始

写真はイメージです大日本印刷の協力のもと、クラウドを活用したMasterPassを通じてお財布やクレジットカードを携帯しない簡便な買い物が可能に

みずほフィナンシャルグループの一員であるユーシーカード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:樋口一成、以下、UCカード)とMasterCard(本社:ニューヨーク州パーチェス、日本地区社長:ロバート・ルートン)は、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、社長:北島義俊、以下、DNP)の協力のもと、いつでもどこでも簡単に決済できる、MasterCardのデジタル・ウォレット・サービス「MasterPassTM(マスターパス)」の日本で初めての提供に向けて、協働することに合意いたしました。

2014年末から2015年初頭に、日本初の事例として、美容サロン情報スマートフォンアプリ「Salon de Wallet(サロン・ド・ワレット http://salondewallet.com)i」と連携した、MasterPass決済機能の利用開始を目指します。

本サービスの導入により、従来機能である、美容サロン向け情報サービスアプリの情報の閲覧、予約等に加え、MasterPassを通じて、下記のことが可能になります。

サロンの利用者は、店頭において、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで、お財布やクレジットカードを取り出すことなく簡単に代金の支払いができます
アプリ内で販売されている美容関連商品をスマートフォンからネットショッピングする際に、最低限の操作で簡単に決済を完了させることができます
MasterPassは、オンラインでも実店舗でも、モバイル、タブレット、PC等、様々な端末を利用して簡単かつ安全に買い物をすることができる、クラウドを活用したデジタル決済サービスです。2013年に提供が開始されて以来、取扱加盟店が急速に増加しており、現在、世界4万以上のインターネット加盟店で導入されています。利用者は、セキュリティが確保されたクラウド上に複数のクレジットカード情報や住所などを事前に登録します。登録の後、MasterPassに対応した国内及び海外加盟店店舗での支払い時に、登録されたカード情報や送付先住所などを選択するだけでシンプルに支払いが完了します。MasterCardに加え、他社のブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードも登録が可能です。

UCカード、MasterCard、DNPの3社は今後も連携し、MasterPassの加盟店網の拡大及び利用促進を図り、将来的には決済機能と合わせたクーポンや情報の配信サービス、ウォレットのデータ活用による利用拡大を目指していきます。

UCカードについて

UCカードは2014年6月に創業45周年を迎えました。創業以来、1,500万人の会員の皆様に愛用され、現在では〈みずほ〉のグループ会社として、日本を代表するクレジットカードブランドに成長しました。これからも、カードに限らず現金取引のあるところ全てをマーケットとするペイメント産業をリードし、日本のキャッシュレス社会を創造してまいります。

UCカードは本件導入を契機に、今後加盟店、イシュアー、金融機関等にデジタル・ウォレットの決済インフラを提供し、お客様への利便性の向上を図って参ります。

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