サッピの世界的な長期的な持続可能性へのコミットメントと気候変動対策の一環として、サッピ・ヨーロッパ・グラートホルンの生産拠点では、ボイラー11の全面的な近代化に投資することが決定されました。この最新技術への投資は、最終的には持続可能な再生可能な燃料のみを使用することを目標に、石炭ボイラーからマルチフューエルボイラーへと2段階に分けて移行することになります。
"今回の再建は、当社の持続可能なパルプ・紙生産への重要な投資であり、気候保護へのさらなる重要な貢献となります。これにより、グラートコーン工場はCO2排出量を30%削減することができ、当社のセクターの脱炭素化を促進するための大きなコミットメントとなります」と、サッピ・ヨーロッパのCEOであるベリー・ヴィエルサムは述べています。
今回の投資は、サッピヨーロッパの大規模な脱炭素化戦略の一環であり、近い将来、2025年までに温室効果ガスを25%削減することを目指しています。
このプロジェクトに選ばれた技術は、さらに粉塵とNOXの排出量を大幅に削減することを可能にします。
2020年6月、サッピは科学的根拠に基づいた目標を設定するために、科学的根拠に基づいた目標を設定することを約束しました。SBTiは、CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の協力によるものです。
グラットコーンは、サッピヨーロッパ最大の生産拠点であり、印刷・筆記市場向けの高品質なコート紙を製造しており、世界中に流通しています。サッピは長年にわたり数多くの投資を行ってきましたが、その結果、グラートホルン工場は世界最大級の最先端のコート紙生産ラインを有し、技術的にも最先端の工場となっています。今回の追加投資は、生産拠点の維持・改善だけでなく、サッピ社とその顧客の持続可能性への道のりを支援するという、サッピ社の揺るぎないコミットメントを証明するものとなりました。
再建は2021年後半に完了する予定です。
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