KPPとSequanaの株式売買契約 - Antalis

セカナによるプットオプションの行使及び国際紙パルプ株式会社によるセカナが保有するAntalis全株式の売買契約書への署名

Antalis は、同社の大株主である Sequana がプットオプションを行使し、2020 年 5 月 19 日に国際紙パルプ株式会社(以下「KPP」)との間で株式売買契約を締結したとの連絡を受けております。これに基づき、Sequanaは2020年5月19日に、株式資本比率75.2%、議決権比率82.5%(2020年4月30日現在の株式資本71,000,000株、議決権比率129,490,457個)に相当するAntalisの全株式を、1株当たり0.10ユーロの価格でKPPに売却します。
KPPとBpifrance Participationsは、2020年3月31日に株式売買契約を締結しており、Bpifrance Participationsは、Sequanaが保有するAntalisの株式をKPPに譲渡することを条件に、Antalisの株式資本と議決権の8.5%に相当するAntalisの全株式を1株当たり0.40ユーロの価格でKPPに売却することになっています。
株式の有効な譲渡は、Sequanaが現在保有するAntalis株式に対するBpifrance ParticipationsおよびImpala Security Solutions B.V.からの質権の解除など、慣習的な前提条件が満たされることを条件としています。本取引は、合併規制を担当するフランス、欧州、外国の競争当局の承認を必要としません。
AntalisとKPPは、株式売買契約の締結と同時に、Antalisの株式がKPPに有効に譲渡された後、本公開買付けの日にKPPが保有していない残りの株式を対象に、1株当たり0.73ユーロの価格で現金による簡易公開買付け(以下「本公開買付け」といいます)を実施することについて、特に条件を定めた契約書に署名しました。KPPは、適用される法令に定められた条件が満たされた場合には、同価格でのスクイーズアウト手続きの実施を要請する予定です。
なお、2020年3月31日には、KPP、Antalis及びその借入先との間で、既存のシンジケート・クレジット・ファシリティの残高1億ユーロのうち、みずほ銀行からの新規融資によるリファイナンスと、当該クレジット・ファシリティの残額の償却を行うことを内容とするリストラクチャリング契約が締結されています。今回の再編契約及び償却は、特に、Sequana と Bpifrance Participations が保有する Antalis 株式の KPP による取得が完了することを条件としています。
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