サンケミカルとDIC、センジェント・テクノロジーズからのデジタルインキ事業の買収を完了

サンケミカルとその親会社であるDIC株式会社は、Sensient Imaging Technologiesの株式100%とインク製造に関連するその他の資産の購入を完了しました。

デジタルインクのサプライヤーであるSensient Imaging Technologiesへの戦略的な投資は、サンケミカルとDICのインクジェットインクの能力と専門知識の拡大を可能にし、顧客や代理店パートナーへの最高水準のサービスとソリューションをさらに強化します。
また、今回の買収により、サンケミカルは、持続可能性の向上で知られるテキスタイルや昇華型印刷用のインクジェットインキの提供を拡大することで、持続可能性への継続的な取り組みを強化していきます。インクジェットはサンケミカルと DIC の戦略的セグメントであり、Sensient Imaging Technologies への投資は、デジタルセグメントにおけるサンケミカルと DIC のコミットメントを示すものです。
"また、Sensient インク事業とサンケミカルの大切な顧客、流通・技術パートナーに向けて、デジタル技術、能力、製品、サービスの提供を組み合わせていくことができることを期待しています」と、サンケミカルのデジタル事業担当グローバルディレクター、ピーター・サンダースは述べています。
COVID-19後のビジネス環境、特にファストファッションやパッケージングの分野では、サプライチェーンはこれまで以上に俊敏で柔軟な生産能力を必要とするでしょう。インクジェットおよびデジタルプリントは、これらのニーズに応える独自の能力を持っています。今回の買収と、インク技術とイノベーションへの継続的な投資を通じて、サンケミカルと DIC は、デジタルプリントが提供する成長と拡大の機会を最大限に活用することができると考えています。
サンケミカルは、顧客を中心としたサービスの移行と、Sensient Imaging Technologies の品質と革新性に対する評判の向上に努めています。
www.sunchemical.com