タイタンポリマーがBOBST EXPERT K5を2台購入

bobst csm 3317 K5 TITAN b933ddb0b2ロシアのプスコフ地方にあるTitan-Polymer工場は、2台のEXPERT K5 2900 mm真空メタライザーを購入し、BOPET生産施設に設置することになりました。両機とも最新のBOBST技術、すなわち高速メタライゼーションと直径700mmの大型コーティングドラムを搭載しています。一方の装置には、透明なハイバリアフィルムを製造するためのBOBST AlOxプロセスが搭載されています。

EXPERT K5 ユニークなイノベーション
新しい機械は、BOPETフィルムコーティング用としては業界最大の700mmドラムを搭載しています。ドラムが大きくなったことで、回収効率が16%向上し、アルミニウムの消費量が減り、生産性が最大化され、結果として生産コストの削減につながります。
EXPERT K5は、ハイスピードソースにより高速でのメタライズが可能であり、安定した製品品質を確保するための多くの機能を備えています。また、この機械が優れた環境特性を持っていることも重要です。ダウンタイム中は、統合されたソフトウェアがECOモード機能を作動させ、必要な時にのみエネルギーと冷却水を供給します。
Titan-Polymer工場に供給される機械の一つには、市場で定評のある革新的なBOBST AlOxプロセスが搭載されています。AlOx技術は、既存のメタライズドバリアコーティングに代わる、より持続可能な透明なハイバリアコーティングの生産を可能にします。
今回の新たな投資について、Titan-Polymer Ltd.のジェネラルディレクターであるGerman Petrushko氏は、「高品質の真空メタライザーのメーカーとして定評のあるBOBST社との協力に大変感謝しています。今年中に生産現場に装置が設置される予定で、これによりハイバリアメタライズフィルムと透明フィルムの両方をお客様に提供できるようになると期待しています」と述べています。
タイタン」グループは1989年に設立されたシベリア最大級の石油化学会社です。同グループは、モグリノ経済特区(ロシア、プスコフ地域)で「Titan-Polymer」プロジェクトを実施した。新企業は年間約7万2000トンのBOPETフィルムと約21万トンのPETチップを生産する。製品はロシア、東欧、西欧市場に納入される。
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