2020年6月21日~24日にドイツのダルムシュタットで開催予定の第1回セルロース系材料に関する国際会議「ZELLCHEMING」は今年は開催されません。
その背景には、コロナのパンデミックを考慮して必要となったイベントの衛生対策があり、多くの外国人参加者が見込まれていました。現在、延期されていた初演をいつ祝えるのか、集中的な調査が行われています。新しい日付が決まり次第、お知らせします。
この会議は、ZELLCHEMING e.V.とその技術委員会、ダルムシュタット工科大学の共同イニシアチブです。
プログラム委員会の委員長を務めるダルムシュタット工科大学のMarkus Biesalski教授は、「セルロース系材料に関する国際ゼルケミング会議のキックオフイベントの発表は、活発な反響を呼びました。この話題に興味津々の様子を観察していますが、絶対に粘ります!」とのこと。
この国際会議の目的は、多糖類、紙をベースとした材料、バイオ経済に関連する研究開発テーマに関心のある科学者と産業界の研究者が一堂に会することにあります。本イベントは、化学、物理、工学の各分野の専門家がそれぞれの成果を発表し、議論するためのプラットフォームを提供すると同時に、科学と産業の新たな緊密な連携を可能にします。