今回の拡張により、生産ユニットは最大で年間90,000トンの生産能力を持つことになります。
エボニック コーポレーションは、アラバマ州モービルにあるナトリウムメチラート生産施設の大幅な能力拡張を完了しました。今回の拡張により、年間最大90,000トンの生産能力を持つことになります。
"パンデミックの最中に、必要な安全基準と社会的な距離感を保ちながら、安全かつ成功裏に拡張を完了できたことを特に誇りに思います」と、機能的ソリューション事業部のアメリカ担当副社長兼ゼネラルマネージャーであるAndreas Kripzakは述べています。
バイオディーゼルの使用量が増加していることや、環境保護庁(EPA)の政策で定められている脱炭素化の道筋から、エボニックは高品質の製品を顧客に提供し続けるために必要な投資であると考え、今回の拡張投資に踏み切りました。
エボニック社は、バイオディーゼルの成長とともに、高品質のナトリウムメチラートを現地で生産することで、パフォーマンスケミカルやライフサイエンスの市場での地位を強化することを期待しています。
"この地域でアルコキシドの需要が高まる中、生産部門と物流業務の拡大は、北米における当社の主導的地位を強固なものにすると確信しています。当社の現地生産と国内の積み替えターミナルのネットワークにより、当社はパートナーがどこにいようとも、信頼性と競争力を持ってサービスを提供することができます」と、ビジネスライン・ファンクショナル・ソリューションズの北米担当ビジネス・ディレクター、フリオ・カネバーは述べています。"今回の戦略的投資により、当社のサービス提供と製品供給力がさらに向上すると確信しています。"
"また、マーケティング&セールス部門のバイスプレジデント兼グローバルヘッドであるアレクサンダー・ウェーバーは、「北米でのサービス向上の重要性に加えて、米国での新たな生産能力は、アルコキシド市場におけるキープレーヤーとしてのエボニックのグローバルなポジショニングに貢献し、当社のグローバルなサプライチェーンネットワークをサポートするものです」と述べています。
エボニックはモバイルの他に、ドイツとアルゼンチンでもナトリウムメチラートを生産している。
www.evonik.com