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京セラ、インク循環システムを搭載した1200dpiインクジェットヘッドを開発

新モデル「KJ4B-EX 1200」は、高速化、解像度向上、安定した性能を実現

京セラは、グラフィックスを中心とした印刷業界の幅広い用途に向けて、高速・高解像度印刷に対応したインクジェットヘッドを開発したと発表しました。このプリントヘッドは、2020年12月に「京セラKJ4B-EX 1200」というモデル名で市販される予定です。
京セラのKJ4EXシリーズのプリントヘッドは、大型の一体型ピエゾアクチュエータ※1を採用しており、印字ヘッド内の画質を均一化することで、より高精細な印字を可能にしています。シリーズ第1弾の600dpiプリントヘッド「KJ4B-EX600」は、2020年4月に発売された。
KJ4B-EX 1200は、グラフィックを中心に幅広い印刷用途に対応する京セラの最新モデルです。1200dpiのインク循環システムにより、従来機に比べて25%の高速印刷を実現し、高解像度の印刷結果を実現しています2。今後は、印刷量の多い機種やUV対応機種など、順次製品ラインアップを拡充していく予定です。
開発・背景
デジタル印刷システムの需要は、生産性の向上や、印刷版や版の洗浄剤、廃液の削減による環境負荷の低減などにより、拡大を続けています。デジタルインクジェット印刷は、紙への印刷だけでなく、アパレル、食品パッケージ、建材など、従来とは異なる様々な媒体への印刷にも利用されています。このような多様なメディアに対応するインクジェット技術には、堅牢で高速、高解像度のプリントヘッドが必要です。
主な特徴
1.新開発の一体型圧電アクチュエータで高分解能を実現
京セラは、独自の高密度多結晶セラミックアクチュエータの材料設計技術と、薄型圧電セラミック基板の製造プロセス技術を基に、大型の一体型圧電アクチュエータを開発しました。京セラの新設計では、複数の個別の圧電アクチュエータではなく、1つの大きな一体型圧電アクチュエータを各プリントヘッドに採用しているため、プリントヘッド内での画像の均一化が可能となり、より高い解像度を実現しています。
2.より高いインク放出の頻度およびより安定した性能
京セラは、インク流路の設計やプリントヘッドの構造を最適化することで、プリントヘッドの最大インク吐出回数とインクジェットの安定性を向上させました。最大排出周波数を80kHzに引き上げ、従来機に比べて25%アップし、1200dpiで給紙方向に印刷した場合、最大100m/minのシングルパス印刷が可能になった。
3.シンプルで堅牢なラミネート構造で耐久性に優れています。
内蔵されたピエゾアクチュエータのおかげで、シンプルで堅牢なデザインは、弾力性があり、安定した耐久性のあるプリントヘッドを実現しています。
4.小粒の液滴を安定して排出するため、解像度の高い画質が得られます。
任意の形状のドライブシャフトを生成できるアナログ波形回路を搭載することで、1.5PLという極小の液滴を安定して排出するのに適したドライブシャフト形状を実現しました。また、安定した連続高速印刷を実現するためには、回路の温度現像の影響を受けにくい水冷方式を組み込むことで、吐出特性の劣化を最小限に抑えることができます。
www.kyocera.com

 

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