NTTデータのグローバルホスティングサービス 「INERPIA」を活用
株式会社沖データ(以下:OKIデータ)は、欧州地域の基幹システムのデータセンターを株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)のポーランドデータセンターに移行し、7月より本格運用を開始しました。本取り組みによりサーバ保守運用コスト20%削減とITガバナンスの強化を実現しています。
OKIデータは、2013年3月に発表した経営基盤強化プログラムの中で、固定費削減による収益構造改善をあげており、ITシステムにおいてはコスト削減に向けた標準化と効率化を進めています。すでに日本・アジア地域基幹システムを、NTTデータが提供しているマレーシアデータセンターに移設し、運用サービス業務も委託したことで、大幅なコストの削減を実現しています。今回両社は、グローバルで統一的な運用サービス内容の標準を定め、欧州地域においても日本・アジア地域と同一品質のシステム運用を行うことで、サーバ保守運用コストの削減と、ITガバナンスの強化を実現することができました。
NTTデータグループは、日系企業からの「グローバルレベルでIT運用費を最適化したい」、「グローバルITガバナンスを強化したい」、などの要望に対し、グローバルリソースを有効活用した提案活動を行っています。今回、OKIデータが欧州地域基幹システムに導入した「ポーランドデータセンター」の「INERPIA/イナーピア®」サービスは、NTTデータグループの株式会社NTTデータグローバルソリューションズが提供しており、今後も、お客さまの地域特性やニーズに応じて、世界各地におけるサービス提供を実施していきます。
今後、OKIデータは、他の地域においても、ITインフラ基盤の整備・強化、情報システムの戦略的なコスト低減、ガバナンス強化を進めていきます。NTTデータグループは、OKIグループを始め、グローバルレベルでのIT運用に関して同様の課題を持った日系企業の問題解決に取り組んでいく予定です。