04182024
Last update火, 16 4月 2024 11am
>>

BOBST MASTERCUT 106 PERを日本で初めて導入したエルモア関東は、生産スピードと生産能力が向上。

BOBST MASTERCUT 106 PERを導入した日本のコンバーターエルモア関東は、打抜きの能力と生産性を向上させました。-この機種は日本で初めて据付をされました!

BOBST社の打抜機「SP 104 ER」を購入してから約20年、エルモア関東は再び、世界有数の基板加工・加工機のサプライヤーであるBOBST社に注目しました。

「SP 104 ERを購入した当時は、最高速度が毎時8,000枚と市場でもトップクラスの速さでした。」と、エルモア関東の工場長・松本秀之氏は語ります。「最近では、これまで以上に速い納期と高い品質が求められる中、SP 104 ERが生産のボトルネックになっていることがわかりました。品質を維持しながら生産性を向上させる必要があると考えました。」

「"MASTERCUT 106 PER "の最高速度である毎時11,000枚は、魅力的な投資選択でした。将来的に、印刷機やコンバーティング・ラインをアップグレードしても、MASTERCUTはどんな変更にも対応できることがわかっていました。つまり、私たちは1つの重要な投資で生産ラインの将来性を確保したのです。」

エルモア関東は、日本全国に1,100人以上の従業員を擁するカミ商事株式会社グループの一員です。ティッシュペーパーやトイレットロール、大人用おむつなどの衛生用品を主に提供しています。

松本氏はさらに語ります。「打抜機の更新を考えたとき、当初はEXERTCUT 106 PERを検討しおり、スイスのBOBST社に機械見学に伺いました。その際に、工場内の見学もさせてもらい、MASTERCUTも拝見しました。私が新しい打抜機を購入しようとしていた主な理由は、スピードと生産性だったので、最速の機械を購入したいと思っておりました。デモンストレーションの際中にBobst社の専門家は、EXPERTCUT 106 PERからツールを移動させ、そのままMASTERCUT 106 PERに搭載しました。すると ツールに何の調整も加えず、MASTERCUTが最高速度毎時11,000枚で稼働しているのを目の当たりにして、感銘を受けました。」

新しいMASTERCUT 106 PERは今年の初めに導入されましたが、Covid-19のパンデミックにもかかわらず、据付はスムーズに行われました。

「エルモア関東の理念は、常に一歩先のビジョンを考えて行動する事です。」と松本氏は述べています。「MASTERCUTは、その理念を実現してくれています。MASTERCUTを導入してから数ヶ月で、すでに生産能力が大幅に向上しているのを実感しています。」

「今回の投資により、この機械のワンマン化も視野に入れており、他の生産現場での取り組みをサポートするための貴重な人材を確保することができます」と松本氏は語ります。
エルモア関東は、より持続可能なオペレーションとプロセスの構築に注力しています。
松本氏は、MASTERCUTがこの企業文化の変革に不可欠な要素になると考えています。
「MASTERCUTは、新しいレベルの効率性と自動化を我々のビジネスにもたらし、廃棄物を減らす、正しい生産を行うための努力をサポートします。」

MASTERCUT 106 PERは、市場において最も高度に自動化され、エルゴノミクスに優れた打抜機です。この最上位機種は、高速で途切れない生産運転と短いセットアップ時間により、比類のない生産性を実現するとともに、最高の品質を保証します。

このマシンは、1か所の操作パネルから設定ができ、「フィーダーからデリバリー」までの機能を自動化できる唯一の打抜機です。これにより、作業中のオペレーターの介入を最小限に抑えることができます。ストリッピング及びブランキングツールの設定は、カメラでツールの位置を測定し、シートの印刷に合わせて自動的に位置合わせをする新システム「MATIC Plus」によって自動化されています。また、紙詰まり検出の設定およびデリバリー部のノンストップラックシステムも自動化されています。
次世代の打抜機として、MASTERCUTはTooLinkを組み込むことができます。TooLinkとは、打抜機をデジタルIDで接続し、機械のHMIで即座に認識できるようにするプラットフォームです。機械はチップを搭載した型を自動的に検出し、生産可能なジョブレシピを提供することで、ジョブの切り替え時に最大15分という大幅な時間の短縮を実現します。また、オペレーターが関与することなく、ジョブの再呼び出しを自動的に行うことが出来ます。

エルモア関東は、この機械の購入時にBOBST Helpline Plusリモートアシスタンスサービスに投資しました。BOBST Helpline Plusは、BOBSTの専門家が安全なインターネット接続を介して機械にアクセスし、遠隔で問題の診断とトラブルシューティングを行うことができるサービスです。これにより、お客様はコストを削減し、BOBSTの技術者を呼ぶ必要性を最大80%まで減らすことができます。

「BOBSTは生産における課題を解決してくれました。将来的に何か問題が発生した場合でも、我々と顧客をサポートしてくれるので安心して任せられます。」と松本氏は括りました。

www.bobst.com

 

comments

Related articles

  • Latest Post

  • Most Read

  • Twitter

Who's Online

ゲスト 11822人 と メンバー1人 がオンラインです

We use cookies on our website. Some of them are essential for the operation of the site, while others help us to improve this site and the user experience (tracking cookies). You can decide for yourself whether you want to allow cookies or not. Please note that if you reject them, you may not be able to use all the functionalities of the site.